ペットの病気辞典
おなかの虫のライフサイクルと犬・猫への寄生
おなかの虫は、種類によって感染経路や中間宿主などが異なります。ここでは犬回虫のライフサイクルをご紹介します。
捕食
幼虫を摂取、筋肉や臓器へ移行した待機宿主(ネズミなど)を捕食<br />
経口感染
虫卵を口に入れることで感染する。消化管内で成虫へ成長すると、糞便と一緒に虫卵を排泄する。<br />
被嚢した幼虫
成虫にならず、組織内で被嚢(一時的に厚い膜を被って休眠状態にはいること)した幼虫は、犬の妊娠42日目以降に再び活動を始め、胎盤や乳腺に移行する。これが母犬から子犬への感染原因となる。<br />
排便内の虫卵
排便と一緒に排泄された虫卵は、約10日?20日で感染力を持つ卵となる。この卵は環境への抵抗性が強く、湿った土壌であれば数ヶ月は生存する。<br />
バックナンバー
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